5バッチ目となる今回は、red としてははじめての "grand cru"。
ウィスキー樽での約18ヶ月の熟成ののち、昨日もご案内したとおり、某5大シャトーの樽でさらに18ヶ月。
あわせてちょうど3年の樽での熟成を経て、昨年5月にボトリング。
さらに約8ヶ月の瓶内二次三次発酵・熟成を経てのリリースです。
7.5%
酵母・微生物により醸し出された複雑な味わいは、甘やかな印象がありながらも、あくまでもドライ。
ベルギーのフランダース・レッドなどとくらべると穏やかながらも、しっかりした酸味が特徴です。
今回は、木樽由来の重厚な香りが特に顕著。
口に含むと、いちごやラズベリー、小さなさくらんぼのようなニュアンスもありますが、やっぱり、ブドウというか赤ワイン的な感じが強いです。
香りは重厚と書きましたが、飲み口は意外にも、なめらかかつ軽やか。
ボルドーの重厚なイメージというよりは、逆に高級なブルゴーニュのピノノワールみたいに、複雑かつ繊細な感じに仕上がりました。
納得の出来の特別版ということで、red でははじめての "grand cru" としてのリリースとなりました。
通常の red にくらべると、だいぶいい値段ですが、それだけの価値があるのではと思っています。
ご感想もお待ちしてます!
限定 1233本。
容量: 750ml
アルコール分: 7.5%
ビアスタイル: バレルエイジド・レッドエール