Single Hop Brew シリーズ第5弾、EKG ESB 発売です!
なんじゃそれと思う方もいらっしゃるかと思いますが、East Kent Golding をつかった Extra Special Bitter です。
イースト・ケント・ゴールディング(=東ケント地方のゴールディング)は、間違いなくイギリスのホップを代表する存在。
英国のビールスタイルを決定づける、中心的なホップです。
アメリカやベルギーのスタイルが中心のぼくらとしては、決してメインでつかってきたわけではないのですが、実は大好き。
ポーター、Takashi Imperial Stout、W-IBA などなどで結構つかってますし、特にここ数年でその魅力を再認識してきています。
シングルホップシリーズで、是非ゴールディングをつかったビールをつくりたいと思って、頭にうかんだのが、ESB。
広い意味では、ペールエールの範囲なのですが、イギリスのビターのなかで最も度数が高くホップの主張も強めのスタイルです。
ゴールディングのホップとしての特徴を表現するのは難しいのですが、その複雑かつ上質なアロマを活かすには、普段のぼくらのドライなペールエールよりも、モルトの主張が強めのこのスタイルがいいと判断しました。
6.0%、IBU32。
つかったホップは、もちろんゴールディングだけ。
IBU は控えめですが、つかったホップの量も含めて、スペックは志賀高原IPAと同等です。
英国産高級モルトのマリスオッター主体で、色はやや濃い目。
豊かなモルトの香りと味わいが特徴で、そこに EKG の、柔らかくもラベンダーなんかを思わせるハーバルな個性がバランス。
それなりの飲み応えはあるのですが、滲み入るような味わいと、ほどよい苦味で、ついつい杯がすすみます。
あまり志賀高原ビールっぽくはないかと思いますが、かなりイメージ通り仕上がったと思います。
暑い日の夕暮れとかから、こんなのをゆったり飲むのもいいんじゃないかなと。
ちょっとブリティッシュな志賀高原ビール、どうぞよろしくです。
恐縮ですが、お一人様 12本までとさせていただきます。
限定 3601本
アルコール度数 : 6.0%
ビアスタイル : エクストラ・スペシャル・ビター